世にも怪奇な物語
 1976年 フランス 122分
「Histories Extraordinaires」

エドガー・アラン・ポーの小説をロジェ・ヴァディム、ルイ・マル
フェデリコ・フェリーニが映像化したオムニバス作品。



「黒馬の哭く館」
監督:ロジェ・ヴァディム

とても美しく残酷で裕福な女伯爵フレデリック(ジェーン・フォンダ)は
自分にはそっけないウィルヘルム男爵(ピーター・フォンダ)を
復習するため大事な彼の馬小屋に火を放つが、、

最初に見た時「またかよロジェ、、、」と思ってしまったのは私だけだろうか?(笑)
そう。監督ロジェは妻ジェーンフォンダを美しく撮る事で有名。。
いや、、美しくというかちょっとエロティク?(笑)
でも真面目なジェーンフォンダよりこちらの方が好きなので良いのですが。。。

なんといっても衣装が豪華です!!!とても素敵な衣装はコートですね。。
白と黒のストライプで馬に乗ると背中のストライプが太くなってて素敵!!!!
ジェーンフォンダに凄く似合う!!!
中世のお話なのにSMチック衣装もちらほら。。そこはバーバレアを彷彿させる
そしてジェーンフォンダの実の弟、ピーターフォンダはこんなにカッコよかったっけ?
と思うくらいカッコいい。。。

そして見終えた後、自分も燃えるような恋がしたいーーー!と思っちゃいました
あんまり燃えても困るけど。。(笑)3作品の中では一番耽美かな?!




「影を殺した男」
監督:ルイ・マル

サディストで冷酷残酷な美男子ウィリアム・ウィルソン(アラン・ドロン)
は学生の時に自分と正反対の性格で同姓同名の人物と出会う。
その謎の人物は常につきまといウィルソンの悪事を邪魔する。

私はこの頃のアランドロンが一番好きかも〜〜!!!
お話の途中で賭博で出会う美女にブリジット・バルドーがでてきます。。
通常の金髪B・Bとは違い黒髪姿です。。まぁキツい役なのでそうなんでしょうが
強く見えますねーいつもの可愛さはありません!妖艶ではありますけど。。

一番有名なシーンはそのBBをアランドロンがムチで痛めつけるという、、
この場面は女の人大好き〜アランドロンとイメージが違いすぎて、、(笑)
しかしBBは後ろ姿も色っぽい艶っぽかったです!





「悪魔の首飾り」
監督:フェデリコ・フェリーニ

すっかり落ち目になってしまったアル中の俳優トミー(テレンス・スタンプ)
だが映画出演&報酬フェラーリという依頼を受けてイタリアにやって来る。

一番不気味な映画だった!!!!でも決してホラーではない。。
タイトル通り怪奇!!!まさに怪奇といった感じ。
3つのオムニバスの話の中ではさすがフェリーニ!!圧巻でしたね。
まぁそうは言っても3人の監督は個性がそれぞれ強いのでどれが一番、、
ってのは甲乙つけがたいんですが、、、

アル中とドラッグでフラフラな役のテレンス・スタンプですが
「本当に大丈夫??本当に具合悪くない???」ってくらい名演技!!
そしてそれを見てるのが凄い不安。。テレンス・スタンプを取り巻く周りの人々も
不気味。。その後フェラーリで暴走するシーンがあるけどそこからがとても不気味。。
これ映画館で見たら外に出てホッとするかも?悪夢をずーっと見てるって感じなので
とても太陽見たくなる(笑)
でもこの不気味さは現実と幻想の世界を見せる事が
うまい魔術師と言われたフェリーニならでは!!素晴らしかった〜〜〜!!!
私、ここがダイダイ大好き!!!!!!!!
音楽もニーノ・ロータですよ!!!!たまらん贅沢です!!




トータルで見て今の映画にはなかなか表現できない素晴らしいオムニバスでした。。
ホラーは結構作られてるけど心の奥の闇の部分で怪奇と幻想を作るのは凄い。。。

やっぱりこういうのはハリウッドではなくてイタリアかフランスになっちゃうんだなー
ポーも昔読んだっきりだからまた久しぶりに読みたくなりました!!!








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 夜顔
ミシェル・ピコリ,ビュル・オジエ,リカルド・トレパ,レオノール・バルダック,ローレンス・フォスター,カルースト・グルベンキアン基金管弦楽団,ジュリア・ブイセル
ジーダス
(2008-09-26)
2006年 フランス/ポルトガル 70分
「BELLE TOUJOURS」

パリの演奏会場の中でユッソン(ミシェル・ピコリ)は
かつての友人ピエールの妻、、今は未亡人のセヴリーヌ(ビュル・オジエ)
の姿を見かける。
ユッソンは彼女を追いかけるが、セヴリーヌはユッソンに気がつくと
急いでタクシーに乗り込んで逃げてしまう、、。

『昼顔』の38年後のお話!監督はマノエル・ド・オリヴェイラ!
実は、、マノエル・ド・オリヴェイラ!最高年長の監督さん〜ぴかぴか
誕生日は知らないが、もしかして今年で101歳???!!!!

ユッソン役のミシェル・ピコリ。。
最初観た時、随分似た人を探すもんだな〜(昼顔登場人物)
と思ったらご本人だった!

セヴリーヌ役のビュル・オジエ。。
最初はカトリーヌ・ドヌーブでやってほしいよ〜〜と思ったが
観終えてから、、別人のピュル・オジエで正解かも。。と思った。。

70分と短い映画なのだが、とても充実した内容。。
ルイス・ブニュエル「昼顔」へのオマージュ作品であり見応えがあった!


後は。。
少々ネタバレなので見たくない人は下記にご注意を!!!












「昼顔」で出てきた東洋人がもつ小さな箱。。
それを見た娼婦達は逃げるのだが、、ドヌーブは逃げない。。

なんなの?その小さい箱の中身!!

開けると虫の羽音がする怪しい箱。。

その箱が「夜顔」でも登場するのだが、、、


ユッソンが街角のお店で購入する。。


え、、、、、そんなパリの街角で買えるもんなの???
もっと怪しいところでしか入手できないもんじゃないの??


といささかガッカリしたたらーっ




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